
このような疑問を解決します。
本記事の内容
- 『標準問題 特訓リーディング』の3つの特徴
- 『標準問題 特訓リーディング』はこんな人におすすめ
- 『標準問題 特訓リーディング』の次に使うべき参考書3選
この『標準問題 特訓リーディング』は、あまり知られていないですが、英語長文の参考書として革命レベルのすごさです。
本記事では、その『標準問題 特訓リーディング』について、詳しく解説していきます。
目次
『標準問題 特訓リーディング』の3つの特徴
『標準問題 特訓リーディング』の特徴は次の3つ。
- 解説がとても丁寧
- 論理読解について解説している
- 音声が付いている
詳しく解説します。
特徴その①:解説がとても丁寧
まず、すべての長文において構造分析がされており、SVOCがふってあります。
特訓リーディングでは構造分析だけでなく、
この英文は、文章全体の中でテーマの役割です。
この英文は、筆者の主張です。
このようなことや、下記のような内容も書かれています。
- 修飾関係
- 文法の説明
- 段落の要点
つまり、特訓リーデングでは受験生が知りたいことがほとんど書かれています。
構文についても詳しく解説
特訓リーディングでは『構文ポイント』という枠があり、長文の中でポイントとなる構文について詳しく解説しています。
ここでは『名詞構文』などの訳しにくい構文なども解説していて、長文を読むにあたって必須のスキルばかり。
受験生が引っ掛かりやすく分かりにくい所ばかりなので、めちゃくちゃ親切です。
特徴その②:論理読解について解説している

このように思う方もいると思うので、解説しておきます。
速読が出来る人は自然と行っています
『論理読解』とは、英文の論理関係を考えながら読み進めていく読解方法です。
長文をスラスラ読める人は自然と行っていますが、まだ勉強し始めた人には難しい技術。
論理読解ができるようになると、下記のように速読ができるようになります。
- 論理読解ができる
- 文章の要点を押さえられる
- 次に来る英文が予測できる
- 必要ない場所は軽く流せる
- 速読ができる
つまり、速読が出来ていない人は、必要のない箇所まで必死に和訳しようとして、時間がかかっているんです。

速読ができない人は予測ができていない
基本的に、英文を速く正確に読めない人の特徴は次の3つ。
- 次に来る英文を予測できていない
- 読み方に緩急をつけられていない
- 主張と具体例をうまく把握できていない
論理読解を習得すると、これらすべてができるようになるので、論理読解は必要不可欠です。
特徴その③:音声がついている
特訓リーディングには『標準編』『上級編』どちらとも音声がついていて、音読やシャドーイングをすることができます。
長文は復習することに意味があります
長文は1度問題を解き終えると、
どんどん新しい長文読まないと。
このように考えている人が多いですが、これは絶対にNG。
解き終わった長文は、後から音読やシャドーイングなどで復習をして初めて、解いた効果が得られるのです。
1回解いただけで、要点をすべて押さえられるならいいですが、ほとんどの人はできないので、音声を活用して音読やシャドーイングを行いましょう。
『標準問題 特訓リーディング』はこんな人におすすめ
次の項目に当てはまる人は、『標準問題 特訓リーディング』を使うべき。
- 関関同立・MARCH志望
- 速読が出来るようになりたい
- 英文解釈の基礎が出来ている
- 音声を使って効率的に勉強したい
詳しく解説していきます。
その①:関関同立・MARCH志望
そもそも『標準問題 特訓リーディング』は、関関同立・MARCHの人を対象として書いているので、当たり前っちゃ当たり前です。
特訓リーディングでは語数が下記のようになっていて、
- 第1章 300~400語
- 第2章 400~500語
- 第3章 500~600語
あくまで目安です
関関同立・MARCH志望の人には程よい難易度になっています。
関関同立・MARCHの長文の語数はもう少し多いかもですが、これくらいの分量が読めなければ過去問も上手く読めないので、300~600語で十分。
そもそも内容的にも読みにくい文章が多いので、語数が少なくても難しいです。
その②:速読が出来るようになりたい
長文を読むスピードが遅くて、悩んでいる人は、この参考書で論理読解をマスターするのが、1番の近道。
論理読解をしっかり使って、長文を読んでいる人は本当に少ないので、周りとも差をつけられます。
論理読解をここまで解説している参考書はあまりないので、本当にオススメです。
その③:英文解釈の基礎が出来ている
この参考書は、ある程度英文解釈の基礎ができていないと上手く読めないので、英文解釈をまだ勉強していない人はNG。
英文解釈をしないまま長文に挑戦するのは、武器を持たずに戦いに行くのと同じで、ほとんど成長できません。
英文解釈を勉強しないまま突撃してしまうと、内容を吸収するのに何倍もの時間がかかるので、絶対にやめましょう。
その④:音声を使って効率的に勉強したい
英語の学習において音声はとても大切ですが、長文においてもそれは同じ。
音声を使って勉強することで、以下の6つの効果が生まれます。
- 発音が良くなる
- 記憶に残りやすい
- 読むスピードが上がる
- 左から右へ読む癖がつく
- 英語のまま理解しやすくなる
- 長文内の構文を丸暗記できる
これほどのメリットがある、音読。しないわけにはいきません。
音読をすることで上記のような効果があるので、音声を使って勉強していきたい人にもオススメです。
音読の詳しいやり方は、下記の動画がかなり分かりやすいので、良かったら見てみてください。
『標準問題 特訓リーディング』の次に使うべき参考書3選
『標準問題 特訓リーディング』の次は以下の3冊がオススメ。
- 英語長文 ハイパートレーニング 難関編
- やっておきたい英語長文 700
- 関正生の英語長文ポラリス 3 発展レベル
特訓リーディングで論理読解をある程度マスターできたら、新たな参考書で演習することも大切です。
これらの本は論理読解はできるようになって、力試しとして違う参考書で演習したい人にピッタリ。
ただ、上記の参考書はどれも難易度が高いので、必要かどうかをしっかり見極めて使うようにしましょう。
まとめ:気になった人は、ぜひチェックしておきましょう
『標準問題 特訓リーディング』の3つの特徴
- 解説がとても丁寧
- 論理読解について解説している
- 音声が付いている
『標準問題 特訓リーディング』はこんな人におすすめ
- 関関同立・MARCH志望
- 速読が出来るようになりたい
- 英文解釈の基礎が出来ている
- 音声を使って効率的に勉強したい
『標準問題 特訓リーディング』の次に使うべき参考書3選
- 英語長文 ハイパートレーニング 難関編
- やっておきたい英語長文 700
- 関正生の英語長文ポラリス 3 発展レベル
論理読解を解説している特訓リーディングは画期的な参考書なので、気になる方はぜひチェックしてみましょう。