
- 『速読英熟語』ってどんな英熟語帳?
- 『速読英熟語』はどんな人が使うべき?
- 『速読英熟語』ってどう使えばいいの?
このような疑問を解決します。
本記事の内容
- 『速読英熟語』の4つの特徴
- 『速読英熟語』はこんな人におすすめ
- 『速読英熟語』の使い方3ステップ
目次
『速読英熟語』の4つの特徴
『速読英熟語』には、以下の4つの特徴があります。
- 英文の中で英熟語を覚えるスタイル
- 別売りでCDがある
- 英文の内容がおもしろい
- 巻末に英文法の解説付き
詳しく説明していきます。
特徴その①:英文の中で英熟語を覚えるスタイル
速読英熟語の特徴といえば、『短めの英文のなかで英熟語を覚える』スタイル。
普通の英熟語帳だと、『左に熟語、右に日本語訳』というシンプルなスタイルですが、速読英熟語は全然違います。
この参考書では50個の英文があり、その中にいくつかの熟語や構文が散りばめられています。
そして、英文を音読したりして内容を染み込ませていくことで、熟語や構文もいっきに覚えてしまおうという形式。

この過程の中で、「長文が速く読めるようになった」という声もたくさんあるので、きちんと取り組むと速読もできるようになります。
この、速読英熟語からAmazonさんのレビュー欄を見れば、よくわかると思うので、気になる方はぜひ見てください。
特徴その②:別売りでCDがある
速読英熟語は別売りでCDがありますが、このCDが本当に大切なんです。
理由は、『音読が出来るから』。
速読英熟語で音読をすると、以下のサイクルが生まれ、熟語を覚えやすくなります。
- 音読をする
- 聴覚を使うので、覚えやすくなる
- 英文を構文や熟語ごと覚える
熟語をそのまま覚えるのは難しいので、このように英文ごと覚えてしまうのが、1番手っ取り早いんです。
例えば、『turn out~』=『~だと分かる』という熟語がありますが、『turn』の語源は『何かを変える』なので、『分かる』には結びつかないですよね。
だからこそ、CDは買っておくべき。
特徴その③:英文の内容がおもしろい
速読英熟語の英文の内容は、受験生でも読みやすいものばかりで、飽きにくいのが特徴。
ぶっちゃけ日本語訳の部分だけを読んでもおもしろく、200語前後の程よい長さなので、全く飽きません。
出題されている大学も多岐にわたっており、以下のような有名大学も入っています。
- 旧帝大
- 関関同立
- MARCH
ユーモアにあふれた文もたくさんあり、長文が苦手な人でも気にすることはありません。
特徴その④:巻末に英文法の解説付き
速読英熟語は、巻末で英文法を簡潔に解説していて、英文内で分からない文法があれば、すぐにチェックできます。
前置詞の意味を解説しているページもあり、熟語のイメージを掴むのをサポートしてくれます。
英熟語では『なぜその組み合わせで、その意味になるのか理解できない』場面が多々ありますよね。
これを回避するには、
- 英文ごと覚える
- 前置詞のイメージを掴む
この2つがあり、音読で英文ごと覚えられるので、前置詞のイメージを掴めばさらに効率が上がります。
例えば、『into』は『何かにのめり込む』という意味を持っており、『be into~』=『~に夢中である』といった意味になります。
このように、前置詞のイメージを持っておけば、熟語が飛躍的に覚えやすくなります。
『速読英熟語』はこんな人におすすめ
以下のチェックリストに当てはまる人は、『速読英熟語』を使うべき。
- 英文の中で英熟語を覚えたい
- 速読が出来るようになりたい
- 英単語や英文法がある程度分かる
詳しく解説します。
その①:英文の中で英熟語を覚えたい
普通のシンプルな熟語帳は、
- 左に熟語
- 右に和訳
このようなシンプルな構成が多いですが、これだと飽きてしまう人も多いと思います。
しかし、速読英熟語は面白い内容の英文の中で覚えられるので、楽しみながら覚えることができ、続けやすいです。
なので、英文の中で英熟語を覚えてしまいたいという人は、迷わず速読英熟語を使いましょう。
その②:速読ができるようになりたい
速読英熟語は名前の通り、マスターすると簡単な文章は速読できるようになるので、速読が出来ない人にもおすすめ。
目安でいうと、センター試験(共通テスト)レベルぐらいの文章は、スラスラ読めるようになります。
以下のような難関大の文章も入っていますが、
- 旧帝大
- 関関同立
- MARCH
文の構造はさほど難しくないので、心配しなくてOK。

その③:英単語や英文法がある程度分かる
速読英熟語は熟語帳ですが、長文を読んでいく上で最低限の英単語や文法の知識は必須です。
目安としては、以下のような感じ。
- 英単語を500語以上覚えている
- 基本的な英文法の用語はすべて分かる
- 簡単な1文を訳すことができる
あくまで目安なので、参考程度に。
このような知識が一切ないまま速読英熟語に入ると、内容が吸収できないので、最低限の英語の知識がある人が使いましょう。
『速読英熟語』の使い方3ステップ
『速読英熟語』は、以下の3ステップに沿って使えばOK。
- 英文内の熟語と構文の確認
- 英文をじっくり精読する
- 英文を繰り返し音読する
それぞれ解説しますね。
ステップ①:英文内の熟語と構文の確認
英文と和訳が書いてある次のページに、熟語と構文が書いてあるページがあるので、まずはどんな熟語や構文があるかチェックしておきましょう。
このステップで、以下の2つの分けて、
- 既に知っているもの
- 全く知らないもの
知らないものに何かしるしをつけておくと、より分かりやすいのでオススメです。
ポイント
始めは分からないものだらけだと思いますが、気にせずに進めていくのが大切。
ステップ②:英文をじっくり精読する
とりあえず熟語や構文をチェックしたら、和訳と照らし合わせながら英文を精読していきましょう。
ここで気をつけることは、以下の3つ。
- 分からない単語・文法は調べておく
- 和訳と照らし合わせて分からない所は解決しておく
- 英文の全体的な流れをしっかり把握しておく
ここをしっかり行わないと、音読の意味が激減するので注意。
分からない箇所は隅々まで調べて、疑問を残さないことが、内容を速く吸収できる秘訣です。
意味があまり分からないまま、英文を読んでいても音読の成果が出ないので、この作業はきちんと行いましょう。

ステップ③:英文を繰り返し音読する
英文がしっかり精読できれば、あとは『音読』です。
以下の順番で音読していくと、効果的です。
- CDを聴いて、ゆっくり発音を確認
- 文意をつかみながら、じっくり音読
- 何も見ずに、意味を掴みながら音読
- 文を見ながらCDを聴き、ついていくように音読
- 文を見ずにCDを聴き、ついていくように音読(シャドーイング)
このように、最終的には何も見ずにCDを聴きながら、音読ができれば完璧です。
シャドーイングができるようになると、速読の上達スピードがグンと上がるので、早くそこまでたどり着くことが大切。
だからといって、シャドーイングまでの作業を適当にしてはいけません。
まとめ:速読英熟語を使って、熟語を効率的に覚えましょう
『速読英熟語』の4つの特徴
- 英文の中で英熟語を覚えるスタイル
- 別売りでCDがある
- 英文の内容がおもしろい
- 巻末に英文法の解説付き
『速読英熟語』はこんな人におすすめ
- 英文の中で英熟語を覚えたい
- 速読が出来るようになりたい
- 英単語や英文法がある程度分かる
『速読英熟語』の使い方3ステップ
- 英文内の熟語と構文の確認
- 英文をじっくり精読する
- 英文を繰り返し音読する
速読英熟語は『熟語が覚えられる』だけでなく、『速読』も可能にしてくれる、画期的な英熟語帳です。
速読英熟語を使うことで、センターレベルの英文がスラスラ読めるようになったという感想は多く、評価もかなり高いです。
速読英熟語からAmazonさんのレビューも見れるので、良かったら見てみてください。
少しでも気になった方は、ぜひ使ってみましょう。