
英単語が上手く覚えられなくて、もう単語帳を見るのも嫌。何か良い英単語の勉強法があれば知りたい。
このような悩みを解決します。
本記事の内容
- 英単語学習は『すきま時間』を使うのが効率的な3つの理由
- 『すきま時間』を有効活用した英単語の勉強法4選
目次
英単語学習は『すきま時間』を使うのが効率的な3つの理由
そもそも英単語学習は、『すきま時間』を使うべきなのですが、なぜでしょうか?
その理由は、以下の3つ。
- ハードルが低い
- 頻繁に見た方が効率が良い
- 英単語は一気に見ても意味がない
詳しく見ていきましょう。
理由その①:ハードルが低い
『すきま時間』はその名の通り時間が短いので、そのぶんやる前のハードルが低くなります。
多くの受験生は勉強机に座るまでがしんどくて、それさえ乗り越えれば多少は勉強時間を確保が可能。
いくら勉強が嫌いでも、『今から5分集中すれば、1万円を上げる』と言われたら集中できますよね?
このように、勉強が嫌いな人でも数分のすきま時間なら勉強しやすいはず。
なので、勉強前のハードルを下げるために、『すきま時間』を使う必要があるんです。
理由その②:頻繁に見た方が効率が良い
英単語は100単語を1度に覚えようとするより、100単語を何度も繰り返し見ることで効果が出ます。
しかし、1時間の間に何回も見てもあまり効果はないので、時間を空けて見ることが大切。

『エビングハウスの忘却曲線』によると、
- 20分後に覚えた内容の42%忘れる
- 1時間後に覚えた内容の56%忘れる
- 1日後に覚えた内容の74%忘れる
このように覚えたことを忘れていってしまいますが、時間を空けて見ることで忘れる量を徐々に減らしていくことができます。
理由その③:英単語は一気に見ても意味がない
英単語を1度に100語見たとして、覚えられる単語数はいくつぐらいでしょうか?
おそらく、『せいぜい数単語』だと思います。
なので、たとえ1時間ほど英単語帳とにらめっこしていても、効率はめちゃくちゃ悪いです。
英単語帳を長時間見るデメリットは、以下の通り。
- 効率が悪い
- 単純に飽きる
- 集中力が持たない
だいたいこんな感じ。結論、今すぐやめましょう。
『すきま時間』を有効活用した英単語の勉強法4選
『すきま時間』を使った英単語の勉強法は、以下の4つ。
『すきま時間』を使った英単語の勉強法4つ
- 通学時間に英単語帳を見る
- スマホのアプリで学習する
- 手のひらに英単語と和訳を書く
- 家の中で目につく場所に英単語を貼る
それぞれ解説しますね。
勉強法その①:通学時間に英単語帳を見る
これは英単語学習の王道のように思いますが、この方法は本当にオススメ。
この英単語学習のポイントは『集中できなくなったらやめる』ことです。つまり、短時間で済ませましょう。
多くの人は英単語帳を開く前に、マイナスの感情を抱くと思います。
しかし、『1単語』からでもいいので単語帳を見る習慣をつけることで、単語帳を開くという行為に対するハードルがかなり下がります。
ハードルが下がると、以下の流れが生まれます。
- 単語帳を開くハードルが下がる
- 頻繁に単語帳を見るようになる
- 単語帳を開くことに対して抵抗がなくなる
- 長い時間見れるようになる
順序良くこの流れが進むと、英単語の勉強がはかどることは間違いありません。
勉強法その②:スマホのアプリで学習する
『すきま時間』を活用する勉強法として、スマホのアプリを使うのも有効です。
代表的なスマホアプリとしては、以下がおすすめ。
- 英単語アプリ mikan
- ターゲットの友 英単語アプリ
- 英語 英単語ゲーム HAMARU
このようなものがありますが、オススメは『英単語アプリ mikan』です。
理由は、以下の4つ。
- 音声付き
- 収録単語数が多い
- めっちゃ褒めてくれる
- 目的に応じて出題する英単語を変えられる
特に太線で示した箇所は、めちゃくちゃ便利ですよ。
『TOEFLの勉強がしたいなら、TOEFLの英単語』『大学受験の勉強をしたいなら、大学受験の英単語』を出題してくれるので、もう感謝しかないです。
しかも、収録されている単語数が『無料』にしてはかなり多く、大学受験の英単語だけでも2500個。
音声も付いていて、多くの問題に正解するとめちゃくちゃ褒めてくれるので、モチベーションにもつながります。
勉強法その③:手のひらに英単語と和訳を書く
これをやっている人は、自分以外に見たことないですが、意外とオススメ。
特に学校の授業で『内職が出来ない授業』『先生が厳しい授業』などで、この方法を使い英単語を勉強してました。
この方法のメリットは、以下の3つ。
- 内職が出来ないときの必殺技
- 細かすぎるすきま時間をつぶせる
- やってる人が少ないから周りと差をつけられる
学校で先生によっては内職を厳しく取り締まる人もいますが、そんな先生であってもこの方法だけは使えます。
その他にも、何かの待ち時間や体育の授業など、細かい時間でも勉強することができるので、効率的。
この方法によって、英単語に触れる回数が格段に多くなるので、周りの受験生と差をつけることができます。
テスト前などに書いてしまうと、消えるまで時間がかかるので気を付けましょう。
勉強法その④:家の中で目につく場所に英単語を貼る
家の中で良く見る場所に、英単語を付箋などに書いて貼ることで、英単語を覚える方法もあります。
この方法のメリットは、以下の2つ。
- 簡単
- 印象に残りやすい
- 家でのすきま時間を有効活用できる
家の中でも多くのすきま時間は転がっているので、有効活用しない手はありません。
貼る場所でおすすめなのが、以下です。
- トイレ
- 洗面所
- 電気をつけるスイッチの近く
中でもトイレはダントツでおすすめで、貼ることでかなり早く覚えられますよ。
情報量の増やしすぎに注意
この勉強法をするときに、たくさん覚えたいからといって、1度に目につく単語量を増やすのはNG。
情報量を増やしてしまうと、見る単語がばらついたりして印象に残りにくく、あまり覚えられないのでやめた方がいいです。
付箋は、なるべく剥がれにくく、以下のような強粘着のものがおすすめ。
まとめ:『すきま時間』を使って、効率的に英単語を覚えましょう
『すきま時間』有効活用した英単語の勉強法4選
- 通学時間に英単語帳を見る
- スマホのアプリで学習する
- 手のひらに英単語と和訳を書く
- 家の中で目につく場所に英単語を貼る
英単語は、大学受験であってもかなり覚える量が多く、外国へ行くとなると果てしない量へとなっていきます。
しかし、英単語は知っているだけで文の意味がなんとなく掴めたりすることもあるので、かなり便利です。
そんな英単語を、今回紹介した方法を参考に『すきま時間』を使って覚えていきましょう。