
- 『英語長文ハイパートレーニング』ってどんな参考書?
- 『英語長文ハイパートレーニング』はどんな人が使うべき?
- 『英語長文ハイパートレーニング』ってどんな種類があるの?
このような疑問を解決します。
本記事の内容
- 『英語長文ハイパートレーニング』の3つの特徴
- 『英語長文ハイパートレーニング』の種類
目次
『英語長文ハイパートレーニング』の3つの特徴
『英語長文ハイパートレーニング』の特徴は以下の3つです。
- 解説が非常に詳しい
- CDがついている
- 音読用のページがある
詳しく解説していきます。
①解説が非常に詳しい
ハイパートレーニングの特徴と言えば何といっても『解説が詳しい』こと。
主に以下のような要素を解説しています。
- SVOC
- 英文精読記号システム
- パラグラフごとのトピック
- ポイントとなる単語の意味や構文の解説
まず英語長文の参考書として必ずあってほしいのが『SVOC』。
始めは難しいと感じるかもしれませんが、長文読解をしていくにあたって大きな役割を果たしてくれます。
そのSVOCがすべての英文についており、ポイントとなる単語や構文の解説をときどき挟んでいるので、分かりやすくなっています。
②CDが付いている
ハイパートレーニングにはCDが付属していて再生の仕方が2パターンあり、自分のレベルやペースに合わせて音読ができるのも大きなポイント。
以下の2パターンがあります。
- スラッシュごとに再生
- ピリオドごとに再生
この2つを使って次のように音読するとさらに効率的。
- とりあえず全文を聞いて内容を把握
- スラッシュごとに再生して発音を覚える
- スラッシュごとに音読
- 意味を把握しつつスラッシュごとに音読
- 意味を把握しつつピリオドごとに音読
- シャドーイング
最終的にはシャドーイングができるようになることを目標に、始めはスラッシュごとに意味を把握しながら読んでいきましょう。
『シャドーイング』とは英文を見ずに音声を聞いて、その音声の後を追うように音読していく勉強法です
③音読用のページがある
ハイパートレーニングには『速読トレーニング』という音読用のページがあり、音読をするのに最適なページになっています。
このページでは以下のような工夫がされています。
- スラッシュごとに分かれている
- 文の真下に意味が書かれている
- 音読達成シートがついている
『音読達成シート』というのは、
- 日本語を見ながら音読した場合
- 英文だけを見て音読した場合
これらの2つの箇所に5回ずつチェックする場所があり、自分が何回音読したか分かるようになっています。
後ろの方のページには『左に本文、右に日本語訳』だけを載せたページもあり、和訳を見ずに音読をすることもできます。
『英語長文ハイパートレーニング』の種類
『英語長文ハイパートレーニング』の種類は以下の3つ。
- 超基礎編
- 標準編
- 難関編
以下で詳しく解説します。
①超基礎編
こんな方におすすめ
- 長文がほとんど読めない
- 長文読解にあまり自信がない
- 英単語と英文法はある程度分かっている
『英語長文ハイパートレーニング』の超基礎編は、

このようなイメージを持つ人も多いと思いますが、意外とそんなことないんです。
長文に少しでも自信がないなら超基礎編をすべき
超基礎編は簡単そうでですが、内容はかなり濃くて吸収することがたくさんあります。
どの科目でも同じですが、基礎がしっかり固まっていないと偏差値は大きく伸びてくれません。
筆者は『関関同立・MARCH』レベルを目指していましたが、始めは『超基礎編』から始めたことで基礎が固まり『標準編』にもスムーズに進めました。
②標準編
こんな方におすすめ
- 簡単な長文は読める
- 今の偏差値が50ぐらい
- 共通テストレベルは読めるようになりたい
標準編は『超基礎編』と比べるとかなり難しいので、
- 『超基礎編』を完璧にした
- 『超基礎編』レベルは余裕
このような人が標準編を使うようにしましょう。
この参考書を使うと『センター試験』や『共通テスト』のレベルの長文を読めるようになるので、かなりレベルアップできます。
③難関編
こんな方におすすめ
- 共通テストレベルの長文は余裕
- 関関同立・MARCHレベルの長文を読めるようになりたい
- 音読やシャドーイングで速読できるようなりたい
難関編は主に『関関同立・MARCH』レベル以上まで到達できるので、
- 関関同立
- MARCH
- 早慶
- 旧帝大
- 医学部
これらの大学を目指す人たちにオススメ。

僕の意見としては、そこまで差はありません。
おそらくそのように感じる人は、以下のどれかに当てはまると思います。
- 『標準編』を完璧にできていない
- 長文の基礎が完璧でない
- 単純に長い文に慣れていない
とりあえず『標準編』が完璧にできていれば『難関編』でつまずくことはほとんどないので、安心してください。
まとめ
『英語長文ハイパートレーニング』の3つの特徴
- 解説が非常に詳しい
- CDがついている
- 音読用のページがある
『英語長文ハイパートレーニング』の種類
- 超基礎編
- 標準編
- 難関編
英語長文は英語の『単語・熟語・文法・構文』の知識がすべて詰まったものなので、難しいのは当然。
しかし大学には入るとほとんど英語長文を読むので、やっておかないと入学してから大変なことになってしまいます。
なので今のうちから『ハイパートレーニング』のような、解説がやさしくて内容の濃い参考書でしっかりと勉強しておきましょう。