
- 『ドラゴンイングリッシュ基本英文100』ってどんな参考書?
- 『ドラゴンイングリッシュ基本英文100』を使うべきはどんな人?
- 『ドラゴンイングリッシュ基本英文100』はどうやって使えばいいの?
このような疑問を解決します。
本記事の内容
- 『ドラゴンイングリッシュ基本英文100』の4つの特徴
- 『ドラゴンイングリッシュ基本英文100』はこんな人におすすめ
- 『ドラゴンイングリッシュ基本英文100』の使い方4ステップ
目次
『ドラゴンイングリッシュ基本英文100』の4つの特徴
『ドラゴンイングリッシュ基本英文100』の特徴は、以下の4つ。
- たった100文で英作文を学べる
- CDが付いている
- 解説がかなり詳しい
- 東大の問題が50題も掲載
以下で詳しく解説します。
特徴その①:たった100文で英作文を学べる
普通の英作文の参考書は、
- 英作文の書き方を解説
- 英作文の例題を説明
- 練習問題を解く
このような構成だと思いますが、ドラゴンイングリッシュは『たった100文』とその解説で、英作文の基礎を固めます。
これを聞くと、『100文だけでも大丈夫なのか』という疑問が飛び交いそうですが、内容がとても濃いので大丈夫なんです。

解説の内容が濃いので100文でもOK
ドラゴンイングリッシュでは、1つ1つの英文にポイントがたくさん詰まっており、それが2ページにわたって解説されています。
英文に関しては20語前後ですが、それに対応する説明の量が多いので、英作文の基礎を固めるには十分。
日本語のフレーズに対する、自然な英語の書き方をまとめているので、とても見やすく追加知識も覚えられます。
特徴その②:CDが付いている
ドラゴンイングリッシュにはCDが付いていて、音読やリスニングにも使うことが可能。
受験生の中には、CDの有無をほとんど気にしない人もいるかもしれませんが、CDがあるかないかでは大きく違います。
CDを使って音読やリスニングをすると、以下の流れで勉強を効率化できます。
- 音読・リスニングをする
- 英文を暗記しやすくなる
- 英文の解説内容を効率的に吸収できる
つまり、音読やリスニングをすると、英文内の濃い解説の内容をうまく吸収できるということ。
英語を勉強していく上で、『5感が大切』とはよく言いますが、それは英作文でもまったく同じなんです。
特徴その③:解説がかなり詳しい
ドラゴンイングリッシュは、例文の和訳をパーツに分けて、どのように表現するかを解説しています。
少し分かりにくいかもしれないので、以下の具体例を参考に。
『僕は、あそこの公園でサッカーをしている彼らを、見たことがある』
- あそこの公園:in that park
- サッカーをしている彼ら:them who are playing soccer
- 僕は、見たことがある:I have seen
このようにして、日本語を分解してどのように英訳するかを、解説しています。
直感的理解を助けてくれる
ドラゴンイングリッシュは、英文法の勉強で丸暗記になっている部分を、直感的に理解できるように説明しています。
例えば、受験生は『would』を単なる『may』の過去形だと、捉えている人もいると思いますが、それだけではないんだ、といったこと。
英作文は『英文法』が根幹にあるので、そこを適当にしていてはいけない、ということです。
特徴その④:東大の問題が50題も掲載
この参考書には、『東京大学』の問題が50題も掲載されていて、英作文に必要な内容を奥深く勉強できます。
東京大学の問題は、英語や英作文の忘れがちな本質をとらえていて、吸収すべき要素がつまった良問ばかりなので、コスパ最高。
英語を深く学べる
これらの問題は『英語を深く学べる』問題で、解けるようになると、英作文の学習効率がかなり上がります。
具体的な問題例としては、
- 空所補充
- 並べ替え
- 文法・語法上の間違いを訂正
このような問題がありますが、東大だからといって一切解けないわけではありません。
しっかり考えれば解ける問題なので、特に身構える必要はないです。

『ドラゴンイングリッシュ基本英文100』はこんな人におすすめ
以下のチェックリストに当てはまる人は、ドラゴンイングリッシュを使うべき。
- 英文法をある程度勉強した
- 英作文の1冊目の参考書を探している
- たった100文で英作文の基礎を固めたい
それぞれ解説しますね。
その①:英文法をある程度勉強した
前提として、英作文に取り掛かる前に英文法をしっかり勉強しておく必要があります。
理由は、英作文は『その内容が題に沿っているか』だけでなく、『文法的にあっているか』を見られるから。
ドラゴンイングリッシュでは英文法について、詳しく解説してくれますが、前提知識がないと全く理解できません。
なので、最低限の英文法の知識は、身に付けておきましょう。
その②:英作文の参考書の1冊目を探している
ドラゴンイングリッシュは、英作文の基礎を固めてくれる参考書なので、1冊目としてピッタリ。
英作文において重要な『時制』に、かなりのページ数をさいているので、これをはじめに使っておけば土台がしっかり出来上がります。
最低限の英単語と文法の知識があれば、しっかり内容を吸収できるので、英作文が必要な人は本書で対策しておきましょう。
その③:たった100文で英作文の基礎を固めたい
ドラゴンイングリッシュは、100文で英作文のポイントをほとんど吸収できるので、分厚い参考書が嫌な人にはかなり向いています。
解説が簡潔に書かれていて、本当に必要な部分だけを狙って覚えられるので、ぶっちゃけ効率良すぎます。
しかも、解説の中に使える表現等がたくさん書いてあるので、網羅性もあり。

『ドラゴンイングリッシュ基本英文100』の使い方4ステップ
この参考書の使い方は、以下の4ステップです。
- 日本語を英訳
- 英文との違いをチェック
- 解説を熟読
- 繰り返し音読
少し解説します。
ステップ①:日本語を英訳
まずは例文の日本語を、調べたりせずに英訳してみましょう。
ここでのポイントは、すぐにあきらめるのではなく、間違ってもいいのでとりあえず訳してみることです。
とりあえず訳すことで、以下のようなメリットが生まれます。
- 失敗例をたくさん経験できる
- なぜダメなのかを考えられる
- 入試本番を意識することができる
もし、何も書かないまま解説を見てしまうと、どこがダメなのかを訂正しようもなく、振り返る時間がありません。
自分の書いた文章を振り返っている時間は、記憶に残りやすいので、それがないと効率はダダ下がりです。
入試本番は必死に答えを絞り出すはず
勉強しているときは答えが分からないと、何も書かなくてもいいと思いがちですが、入試本番は部分点でも稼ごうと、何かしら書くはず。
それを普段の勉強からしておかないと、いざ本番になった時に、頭が真っ白になってしまうかもしれないので、答えを絞り出す必要があるんです。
ステップ②:英文との違いをチェック
ここでは例題の英文の違いを、細かくチェックしていきましょう。
チェックするポイントは、以下の通り。
- どこが違うか
- なぜ間違えたのか
- 自分の英文でも正解かどうか
自分の英文でも正解かどうかは、はっきりと分からない場合もあると思うので、そんなときは学校や塾の先生に聞いてみるのが大切。
ステップ③:解説を熟読
自分の英訳との違いをチェックしたら、次は解説をしっかり読んでさらに理解を深めましょう。
ここでは、ステップ2のチェック項目に沿って振り返りつつ、解説を読んでいくことが大切。
解説は1度読むだけでは理解できないこともあるので、何度も読み返して理解できるようにすることも忘れずに。
1周目ではすべて理解できなくてもいいので、2周目、3周目で理解できるようになればOK。
ステップ④:繰り返し音読
解説を熟読してきちんと振り返ることができたら、音読をして学んだことをしっかり吸収していきましょう。
声に出さないと眠たくなったりして、内容をうまく吸収できないので、しっかり発音して勉強することがおすすめ。
英文をすべて丸暗記して、解説の内容もすべて思い出せるようになると、バッチリです。
まとめ:英作文は、ドラゴンイングリッシュで効率的に勉強しましょう
『ドラゴンイングリッシュ基本英文100』の4つの特徴
- たった100文で英作文を学べる
- CDが付いている
- 解説がかなり詳しい
- 東大の問題が50題も掲載
『ドラゴンイングリッシュ基本英文100』はこんな人におすすめ
- 英文法をある程度勉強した
- 英作文の1冊目の参考書を探している
- たった100文で英作文の基礎を固めたい
『ドラゴンイングリッシュ基本英文100』の使い方4ステップ
- 日本語を英訳
- 英文との違いをチェック
- 解説を熟読
- 繰り返し音読
英作文は、英語のルールに沿って文を組み立てないといけないので、簡単そうに見えてかなり難しいです。
しかし、このドラゴンイングリッシュは、そんな英作文の力をグンと押し上げてくれます。
気になった方は、ぜひ1度チェックしてみましょう。