
- 『望月光の古文教室』ってどんな参考書?
- 『望月光の古文教室』はどんな人が使うべき?
- 『望月光の古文教室』はどう使ったらいいの?
このような疑問を解決します。
本記事の内容
- 『望月光の古文教室(古典文法編)』の3つの特徴
- 『望月光の古文教室(古典文法編)』を使うべき人
- 『望月光の古文教室(古典文法編)』の使い方3ステップ
目次
『望月光の古文教室(古典文法編)』の3つの特徴
『望月光の古文教室』の特徴は、以下の3つ。
- 解説が超丁寧
- 読みやすい文章
- 程よい例題
詳しく解説します。
特徴その①:解説が超丁寧
この参考書は表紙にも書いてますが、『古文が苦手でどうしようもない人』のために作られているので、解説がめちゃくちゃ丁寧です。
具体的に言うと、
- 昔の五十音図
- 品詞
- 活用
始めはこのような順番で解説していて、初心者にやさしい構成。
僕はもともと古文が大嫌いでしたが、この参考書は面白くて2日ですべて読んでしまいました。
特徴その②:読みやすい文章
この本の文章はまるで『質の良い授業を受けている』ような感覚で、つい聞き入ってしまいます。
読んでいても楽しくない参考書だと、古文アレルギーを起こして挫折してしまう人も多いですが、本書ではほぼないと思います。
イラストや装飾も程よくなされていて、大事な箇所も分かりやすいので、僕が言うのもなんですが『言うことなし』です。
特徴その③:程よい例題
この参考書には練習問題はありませんが、例題が程よく置かれているので理解しやすくなっています。
練習問題などで問題演習をすることはできませんが、この本は『古文に対する対抗を無くす』ための本のように考えてもいいでしょう。
「問題演習はなくてもいいから、古文の苦手意識をなくしたい」という人にはピッタリ。
『望月光の古文教室(古典文法編)』はこんな人におすすめ
以下のような人は、『望月光の古文教室』がおすすめです。
- 古文がどうしても嫌い
- 古典文法の使い方を詳しく知りたい
詳しく見ていきましょう。
その①:古文がどうしても嫌い
この参考書は『古文が苦手でどうしようもない人』のために作られているので、そんな人はこの本から始めることをオススメします。
下記のような人でも大丈夫。
- 古文と聞くだけで嫌
- 古文が分からなさ過ぎてイライラする
- 古文の授業を聞いてもチンプンカンプン
古文が嫌いでもう諦めかけている人も1度立ち止まって、この本を試しましょう。
その②:古典文法の使い方を詳しく知りたい
この参考書には『古典文法の詳しい説明』と『正しい使い方』がきちんと記されているので、解説量が多い参考書を探している人にもオススメ。
古典文法の参考書は解説文を単に羅列しているだけの本もありますが、本書は大切な部分だけをかみ砕いて解説しているので、控えめに言って『最高』です。
『望月光の古文教室(古典文法編)』の使い方3ステップ
『望月光の古文教室』の使い方は以下の3ステップ。
- とりあえず1周
- 各項目をしっかり理解
- 覚えるまで繰り返す
詳しく解説します。
ステップ①:とりあえず1周
まず内容の全体像をつかむために、すべての内容をざっくりでいいので読んでみましょう。
この本はとても読みやすくつまずくことも少ないので、2日ほどあれば1周することができます。
始めに本の全体像を把握しておくことで、
- どれくらいの分量か分かる
- モチベーションにつながる
このようなメリットがあるので、必ず全体像を把握するようにしましょう。
ステップ②:各項目をしっかり理解
とりあえず1周し終えたら、各項目をじっくり読みこみ理解していきましょう。
本書は解説がとても丁寧で量も多いので理解しやすいですが、理解できなかった箇所は学校からもらった文法の本を見たりして何とか理解しましょう。
また1周目で理解できなくても2周目3周目で理解できることもあるので、難しい箇所は特に何度も読み込みましょう。
ステップ③:覚えるまで繰り返す
理解ができたら後は覚えるだけなので、何度も繰り返し読んでいきましょう。
ずっとこの本を読み続けるだけでは、

このようになってしまうので、他の問題集を解きつつ随時確認することが大切。
古文の勉強をするときは常に横に置いておくようにして、文法事項を完璧に覚えられるようにしていきましょう。
まとめ:古文が嫌いな人は、この参考書を1度読んでから考え直しましょう
まとめると以下のようになります。
『望月光の古文教室(古典文法編)』の3つの特徴
- 解説が超丁寧
- 読みやすい文章
- 程よい例題
『望月光の古文教室(古典文法編)』を使うべき人
- 古文がどうしても嫌い
- 古典文法の使い方を詳しく知りたい
『望月光の古文教室(古典文法編)』の使い方3ステップ
- とりあえず1周
- 各項目をしっかり理解
- 覚えるまで繰り返す
僕はこの参考書を、『古文が嫌いな人へ救いの手を伸べる1冊』だと考えています。
それぐらい親切で分かりやすい参考書なので、気になる方はぜひチェックしてみてください。